大会長挨拶


一般社団法人日本外傷歯学会           
第12回日本外傷歯学会西日本地方会総会・学術大会
大会長 有住 隆史

 この度、一般社団法人日本外傷歯学会 第12回日本外傷歯学会西日本地方会総会・学術大会は2022年11月19日(土)~20日(日)に北九州市の小倉歯科医師会館にて開催する運びとなりました。
貴重な機会を与えていただき、多大なるご指導、ご協力を賜りました木村光孝理事長はじめ学会役員、関係各位の皆様に深くお礼申し上げますとともに、大会長として、謹んでご挨拶申し上げます。
本大会のメインテーマは「外傷歯への多角的アプローチ」といたしました。本学会は、歯科の中でも、画像診断、口腔外科、小児歯科、保存、補綴、コデンタル、基礎系等様々な分野、また歯科の枠組みを超えて医科等多職種の方々が連携して参加していることが大きな特徴であると考えています。
本大会では、このメインテーマのもと、基調講演として筑波大学医学医療系 顎口腔外科学教授の柳川徹先生に「歯科医療の進むべき道を医学の視点で考える」、特別講演1として医療法人井上秀人歯科理事長の井上秀人先生に「歯の外傷に対するインプラント治療」、特別講演2として九州歯科大学歯科放射線学分野教授の森本泰宏先生に「パノラマエックス線画像を用いた骨粗鬆症のスクリーニングや脳血管障害の予測 –医療放射線の安全管理も考慮して-」、教育講演として九州歯科大学口腔病態病理学分野教授の松尾拡先生に「口腔扁平上皮癌、上皮性異形成におけるAquaporin 3の発現について」と題してご講演をいただきます。「多角的アプローチ」にふさわしい先生方にお受けいただきましたことに感謝申し上げます。
本大会が先生方にとって有意義な大会になるよう、また日常の臨床等に少しでも役立つことを願っています。会員の皆様へはご案内の通り参加をお待ちしております。